茶くれん寺

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日本には古来から全国各地様々なところに大小の差こそあれ「お寺」というものが存在します。そしてこれらのお寺は宗派にもよって一部異なるのですが、大体の場合は「●●山(さん)ナントカ寺(じ)」という名称になっています。

 

そして同様に日本には古来からお茶の文化が根づいており、当然ながら昔からあるお寺に関しては偉い人が訪ねてきた際にはお茶を出しておもてなしをしてきました。

 

日本のお寺×日本茶で考えると、実はこんなエピソードがあります。

 

京都に「浄土院」というお寺があります。そしてこのお寺には通称(愛称)があり、その名前を「湯沢山 茶くれん寺」というのです。そしてこの通称はあの、豊臣秀吉が命名したのです。

 

今を遡ることおよそ400年あまり前、秀吉は諸説あるものの、何らかの理由でこちらの浄土院の近くを通った際、予定外にこのお寺でお茶をもらっていくことにしました。

 

その際住職がお茶をお出しすると、秀吉はこれを飲み干してしまい、さらにおかわりを要求しました。さあここで困ったのが住職です。何と言っても相手はあの秀吉、天下人にして文化人であり、なんだったらお茶に関してはエキスパートです。そんな相手にお茶を出していってもいいのだろうか・・・そう考えた住職は一計を案じ、お代わりとして白湯、つまり普通のお湯を差し出しました。

 

これを受けて秀吉、ひとまず白湯を飲み干し、もう一度「お茶が欲しい」と要求します。住職、負けじとまた白湯を差し出します。

 

このラリーを何往復か続けたあと、ついに秀吉が「ここの寺はお茶をくれと言ってもお湯が出てくる。湯は沢山、お茶はくれん、湯沢山茶くれん寺だな!」といった意味の言葉を住職へかけたそうです。

 

もちろん天下人たる秀吉ですから、当然、住職の心のうちは悟りきっていたと言われています。

 

 

・・・いやはや、お茶というのは時にこのような高度で粋なストーリーを提供してくれるものなのですね。
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